石川県薬剤師会の紹介 薬剤師会のあゆみ

慶応 3年(1867) 〔加賀藩金沢卯辰山養生所に舎密局(理化学部局、製薬、調剤)を設置する
(石川県における薬学の発祥:金沢大学薬学部の前身)。綜理の高峰元稜は高峰譲吉の父。加賀藩医学館製薬所(大手町:現石川県医師会館)、加賀藩理化学校(兼六園時雨亭跡)へと継承する〕
明治 元年(1868) 《明治維新》
明治 4年(1841) 《廃藩置県》
明治 5年(1842) 《「藩校廃止令」公布》
〔私立金沢病院薬局において薬学教育を継続する〕
明治 7年(1874) 《「医政」発布。薬舗主(後の薬剤師)に調剤権が賦与される。わが国に始めて医薬分業法が制定された》
明治 8年(1975) 〔石川県立医学館製薬所設置〕
明治12年(1879) 〔金沢医学校製薬学科と改称〕
官学民薬学関係者の交流、次第に盛んとなる。
明治16年(1883) 金沢市に在住する薬舗主、薬学関係者等が相集い「鞭草会」を設立、事務所を金沢市広坂通り曲真瀬薬舗内(現香林坊金沢写真館隣)に設置。薬学知識の交換と親睦を図る。石川県における薬剤師集団の発祥とする。
(1)代表幹事渡辺為三郎。
明治17年(1884) 〔金沢甲種医学校付設乙種薬学校認可〕
明治19年(1886) 《「日本薬局方」公布》
鞭草会を発展的解散し、石川薬舗会に改組。石川薬舗叢談第1号を発刊する。
(2)会頭能富嘉博・組合長亀田伊右衛門。
明治20年(1887) 〔甲種医学校は金沢第四高等中学校医学部に編入昇格、乙種薬学校は廃絶となる〕 薬舗主ら、金沢市西町3番丁(現三共金沢出張所)に薬品試験場「石川薬館」を新築。石川県薬舗主会館として、活動の中心とする。館内に私立北陸薬学講習所を開設、乙種薬学校在校生を収容し教育を続行するとともに、薬学校の存続に奔走する。薬館主理中屋彦十郎、講習所長亀田伊右衛門。
明治21年(1888) 薬舗主英安吉、曲真瀬勝吉等私立金城病院設立を図る。『願の趣允許』されるも幻に終わる。
明治22年(1889) 《「大日本帝国憲法」発布》
《「薬品営業並薬品取扱規則」(薬律:後の薬事法)公布。「薬剤師」の名称と職能が法的に確立》
〔官立金沢第四高等学校医学部薬学科(広坂通り)設置認可さる〕北陸薬学講習所発展的に閉鎖
石川薬学会設立(石川薬館内)。石川薬学月報第1号発刊。
渡辺為三郎等大日本金沢製薬合資会社設立。
(3)会頭藤田次郎・組合長亀田伊右衛門。
明治23年(1890) 石川薬剤師会と改組(石川薬館内)。石川薬学月報続刊。
(4)会頭能富嘉博。
県内薬剤師数109名(全国第5位)/内薬局23軒
明治24年(1881) (5)会頭柴山正秀。
明治25年(1882) (6)会頭亀田伊右衛門。
県内薬局31軒/内金沢23軒
明治26年(1893) 〈全国統一団体として日本薬剤師会が創立される〉
明治27年(1894):《日清戦争勃発》
日本薬剤師会石川地方分会に改組。
(7)会長旗善蔵。
明治29年(1896) 混合販売(無処方投薬)したとして旗善蔵、薬律違反で告訴されるも、無罪をかち取る。改良売薬(薬局製剤)への関心高まる。旗善蔵、英安吉等金沢合薬株式会社を設立する。
明治33年(1900) 石川薬館閉鎖。事務所を博労町旗薬局内に移す。英安吉、曲真瀬勝吉、綿谷小作等金沢合薬株式会社設立する。
明治34年(1901) 〔「専門学校令」公布、金沢医学専門学校薬学科に改称〕
明治37年(1904) 《日露戦争開戦》
明治44年(1911) 日本薬剤師会石川県支部となる。
(7)会長旗善蔵
大正 3年(1914) 《「売薬法」制定》
《第一次世界大戦勃発、日本参戦》
大正 6年(1917) (8)会長山崎彦太郎。事務所を英町(現芳斉2丁目)山崎大可堂薬局内に移す。
大正 8年(1919) 〔富山県立学校、官立富山薬学専門学校となる。金沢薬専の廃止説流布さる〕
石川県衛生課発行「衛生月間」の編集を担当(昭和7年134号まで継続)。
(9)会長石黒伝六。事務所を下新町(現尾張町2丁目)沢野薬舗内に移す。
大正11年(1922) 《「健康保険法」公布》
大正12年(1923) 《関東大震災おこる》
〔金沢医科大学附属薬学専門部に昇格〕
大正14年(1925) 《「薬剤師法」公布。薬剤師の身分、法的に確立》
大正15年(1926) 《「健康保険法」施行》
《「薬剤師会令」公布され、地方会として独立》
公法人石川県薬剤師会設立。石浦町(現香林坊)英薬局内に事務所を移転。(9)会長石黒伝六。(会員数110名)
昭和 3年(1928) 〔金沢薬学専門部、小立野の現在地に新築移転〕
北陸薬学会創立。石川・福井・富山・新潟(会員数142名)
昭和 5年(1930) 薬局業務調査会設置。(現開局薬剤師部会の先駆)
昭和 6年(1931) 《保険薬剤師総辞退》
昭和 7年(1932) 石川県薬剤師会会報第1号発刊(会員数140名)
昭和 9年(1934) 金大薬局会発足(病薬・開局合同研修会)(会員数164名)
昭和10年(1935) 開局薬剤師会発足(委員長安藤謙治)、出資方式(現保険薬局協同組合の先駆)。薬剤師会館建設基金積立開始、10円(会員数156名)
昭和12年(1937) 昭和12年(1937):簡易保険診療所移動相談所の処方せん発行契約進む。臨時総会にて会営薬局設置、決定。金沢・小松・七尾の3カ所に開設する。(会員数164名)
昭和13年(1938) 《「国民健康保険法」公布》
金沢市に学校薬剤師設置、五名委嘱さる。金沢市防護団防毒隊結成、事務所を薬剤師会に置く。(会員数170名)
昭和16年(1941) 《太平洋戦争開戦》(会員数184名)
昭和17年(1942) 薬剤師会館建設基金積立額2510円。(会員数192名)
昭和18年(1943) 昭和18年(1943):《薬剤師法を吸収して「薬事法」制定さる》
同法に基づき戦時下国策団体として石川県薬剤師会が新たに認可。
(10)会長石黒伝六は官選(厚生大臣任命)。会報106号をもって廃刊となる。
昭和19年(1945) 《薬局製剤公定処方45方指定公布》
簡易保険相談所廃止。会営薬局解散する。
昭和20年(1945) 《第II次世界大戦(太平洋戦争)終焉。日本敗戦》
(会員数251名)
昭和21年(1946) 会則を変更して会長選挙制とし、新生薬剤師会発足。
(11)会長英安吉。
会報編集復活し第1号を発刊する。(会員数244名)
昭和22年(1947) 《「日本国憲法」発布》
《薬局製剤公定120方公布》
日本薬学会学術大会(於金沢)。戦後初の学会を開催する。
期間中、ファーマシー・ウイーク実施。(会員数287名)
昭和23年(1948) 《「国民医薬品集」公布》
石川県薬剤師協会として再発足。白銀町(現武蔵町)金沢医薬品商業協同組合内に事務所を移す。
(12)会長白尾谷吉郎兵衛。石川県薬剤師協会会報第1号を発行す。
(会員数165名)
昭和24年(1949) 《米国薬剤師協会会長G.L.ジェンキンス博士、日本薬事制度視察報告書・勧告書を連合軍司令部に提出。連合軍司令部公衆衛生福祉部長サムス准將より医薬分業勧告書》
(13)会長田中嘉太郎。事務所を今町(現尾張町1丁目)石川薬業ビル内に置く。
昭和26年(1951) 《「医師法」・「歯科医師法」・「薬事法」を改正、いわゆる「分業三法」が成立、昭和30年施行と定める》
石川県薬政会医薬分業促進大会(於金沢私立図書館)
第1回北陸薬剤師大会・第3回北陸薬学会開催(於金大法文学部)(会員数342名)
昭和28年(1953) 夏期薬事大学(於金大薬学部城内教室)(会員数349名)
昭和29年(1954) 《「学校保健法」制定。学校薬剤師制度法制化実現》
分業実施推進国民大会(東京3000名参集)
全国薬剤師総決起大会(東京8000名参集)
《「医薬分業実施を1年延期する法律」公布》
(会員数360名)
昭和30年(1955) 分業貫徹全国薬剤師総決起大会(東京)。国会座りこみ、都内デモ行進、青年行動隊に参加。
《「分業三法の一部を更に改正する法律」公布。医薬分業の原則が法制化》
北陸三県薬剤師大会並びに日本薬学会北陸支部発会式、同研究発表会(於金大法文学部)(会員数365名)
昭和31年(1956) 《医薬分業法(任意分業)施行さる》
第1回薬局学会(於金大生ホール)(会員数366名)
昭和32年(1957) 第2回薬局学会(於金沢商工会議所)(会員数348名)
昭和33年(1958) 北陸薬学薬剤師大会(於金大学生ホール)。
薬学講習会(於金大学生ホール)。国民健康保健法公布。学校保健法公布(3年後に薬剤師必置)。(会員数328名)
昭和34年(1959) 金沢市学校薬剤師会設立。
薬学講習会(於金大学生ホール)(会員数319名)
昭和35年(1960) 《薬剤師の身分法が再び分離、新「薬事法」と新「薬剤師法」公布》
北陸学校保健大会(於金沢市)。
薬学研修会(於金大学生ホール)(会員数321名)
昭和36年(1960) 《「国民健康保険法」施行され、国民皆保険となる》
《処方せん料、新設5点》
《「局方第II部」公布》
石川県学校薬剤師会設立。県下全小中高校に学校薬剤師委嘱さる。第1回石川県学校薬剤師研究発表会(於金大薬学部)
(会員数325名)
昭和37年(1962) 昭和37年(1962):《日本薬学会が薬剤師協会学術部より分離、別法人となる》社団法人の認可を受け、石川県薬剤師会と改称。事務所を金沢市長町5番丁58番地13有限会社薬業会館内に移転。薬学研修会。第2回石川県学校薬剤師大会並びに大研究大会(於加賀市山代小学校)。石川県保健所薬剤師会結成。
(会員数320名)
昭和38年(1963) 《38豪雪》
《「薬局等の適正配置条例」実現》
第17回日本薬学会第一部金沢大会(於金沢市観光会館他)。
日本学校薬剤師部会金沢大会(於金沢市農業会館)。
薬学研修会(於薬業会館)。
(会員数309名)
昭和39年(1964) 薬学研修会(於薬業会館)。第14回全国学校保健大会金沢大会/第14回全国学校薬剤師大会金沢大会(於金沢都ホテル)
(会員数305名)
昭和40年(1965) 薬学研修会(於薬業会館)(会員数300名)
昭和41年(1966) 薬学研修会(於薬業会館)
保険薬局部会設立(会員数294名)
昭和42年(1967) 『加賀藩の秘薬(三浦孝次著)』刊行する。
薬学研修会(於農業会館)
昭和43年(1968) 薬学研修会(於薬業会館)。
第8回北陸信越薬剤師大会並びに第1回北陸信越薬剤師学術大会(於金沢市)
昭和44年(1969 《自由民主党、「国民医療対策大綱」に医薬分業実施5カ年計画明記》
石川県医薬分業実施推進同盟結成(三年間の時限設置)し、開局薬剤師による分業組織を結集する。
昭和45年(1970) 《キノホルム販売中止》
昭和46年(1971) 《日本病院薬剤師会、社団法人設立認可さる》
医薬分業推進同盟を発展的に解散し、分業推進活動を支援する事業組織として協同組合設立を図る。
(会員数309名)
昭和47年(1972) 《調剤基本料新設(80円)》
〔金沢東洋医学研究会(代表三浦孝次)に田中嘉太郎、徳久 和夫等参画、金沢に私立薬科大学の設置を企図する〕
石川県保険薬局協同組合設立。会員数332名)
昭和48年(1973) 《日本医師会、理事会で医薬分業実施方針を決定》
〔学校法人松雲学園設立準備委員会に三浦孝次、田中嘉太郎等参画、北陸大学薬学部設立決定〕
第13回北陸信越薬剤師大会・第6回北陸信越学術大会開催(於石川県福祉会館)。日本海博「自然と健康館」に協賛、薬事相談コーナー開設。保険協組レポート創刊。
(会員数385名)
昭和49年(1974) 《処方せん料10点→50点に一挙引き上げ》
(14)会長湯浅豊之助。会費の一元化を前提に、開局薬剤師部会発足。「薬局開設の適格条件について」石川県薬剤師会ガイドライン策定。石川県薬剤師会医薬分業受け入れ5カ年計画策定。薬局及び一般販売業等の管理薬剤師を対象とする講習会開催。県薬リポート第1号発刊。分業推進員協議会(於鶴来町研修会館)。(会員数398名)
昭和50年(1975) 《適正配置条例違憲判決》
〔北陸大学薬学部開講する〕
薬局センター建設土地取得、幻に終わる。漢方展後援(於名鉄丸越)、相談コーナー開設、利用者1,800人。漢方委員会設置。卒後教育講座3カ年計画発表。分業推進員協議会(於中小企業会館)。(会員数406名)
昭和51年(1976) 《日本短波放送による通信講座開始》
薬剤師生涯教育の一環として卒後研修を目的に臨床薬学講座・保険薬局講座・薬局漢方講座の三講座開講。調剤技術実務 研修開始(12病院)。分業推進員協議会(於中小企業会館)。薬局等開設相談所業務開始。(会員数406名)
昭和52年(1977) 石川県公害環境モニター委嘱(50名)。分業推進員協議会(於金沢市湯涌町)。(会員数457名)
昭和53年(1978) 《日本医師会「一週間分業」を強行実施。》
「一週間分業」の組織対応を果たす。松任市徳丸町に石川県薬剤師会検査センター開設。設立予算総額18,176千円。分業推進研修会(於羽咋市千里浜国民休暇村)。第18回北陸信越薬剤師大会並びに第11回北陸信越薬剤師学術大会開催(於金沢センチュリープラザ)。繁用医薬品集(第1集)編集配布。石川県生活環境モニター委嘱(35名)
(会員数462名)
昭和54年(1979) 石川県国民健康保険診療報酬審査委員会に薬剤師委員設置、綿谷小作委嘱される。卒後教育スクーリング実施。厚生省より薬局モニターとして19薬局が委嘱を受ける。薬事知識普及事業開始、県費補助となる。「薬事のひろば」受託編集発刊。(会員数480名)
昭和55年(1980) 石川県薬剤師会検査センター、松任市村井町に移転。医薬品被害者救済基金法施行にもとづく業務受託、特別委員会を設置。医薬品安全管理対策事業開始、「安全管理ステッカー」作成。医薬分業発行処方せん枚数27,895枚、応需率58.0%(全 国平均42.0%)で12位。(会員数510名)
昭和56年(1981) 処方せん受け入れ推進月間(第一次)実施。
(会員数545名)
昭和57年(1982) 《「老人保険法」公布》
(15)会長青木信孝。処方せん受け入れ推進月間(第二次)実施。第29回全国学校保健学会金沢で開催。金沢支部公益法人の認可を受け社団法人金沢市薬剤師会に改組。
(会員数546名)
昭和58年(1983) 《「老人保険法」施行》
処方せん受け入れ推進月間(第三次)実施。第23回北陸信越薬剤師大会・第16回北陸信越薬剤師学術大会開催(於県立中央病院健康教育間)卒後教育実行委員会を生涯教育実行委員会に改組。(会員数551名)
昭和59年(1984) 《社会保険本人1割負担》
(16)会長天井栄博。分業推進協議会(於粟津)。処方せん受け入れ推進月間(第四次)実施。金大附属病院院外処方せん応需のためのセミナー開催。健保本人1割負担。(会員数569名)
昭和60年(1985) 《医療法改正され、医療計画条項の中に初めて「薬局・薬剤師」が明記》
日本薬学会第105年会、金沢で開催(於金沢大学)。分業推進協議会(於山代)。処方せん受け入れ推進月間(第五次)。国立かな沢病院院外処方せん応需対策。県生活環境モニターを解消し、環境庁委嘱の環境モニターとして再発足。(会員数579名)
昭和61年(1986) 第33回全国学校薬剤師講習会開催(於石川県文教会館)。分業推進協議会(於青年会館)。処方せん受け入れ推進月間(第六次)実施。(会員数604名)
昭和62年(1987) 処方せん受け入れ推進月間(第七次)実施。薬局等試験設備規則改正に伴う検査センター共同利用契約受付開始。研修施設・備蓄センターとして金沢市野町に組合立野町調剤薬局を開設。(会員数663名)
昭和63年(1988) 《病院薬剤師の100点業務新設》
処方せん受け入れ推進月間(第八次)実施。医薬分業推進会議(於石川県青年会館)。第28回北陸信越薬剤師大会・第21回北陸信越薬剤師学術大会開催(於ホリディ・イン金沢)。貴福展(中国伝統医学・医薬と健康生活展)に協賛、相談部門担当(於名鉄丸越)。(会員数702名)
平成 元年(1989) 《(財)日本薬剤師研修センター設立》
国立金沢病院院外処方せん発行モデル病院に指定される。処方せん受け入れ推進月間(第九次)実施。分業推進会議(於ガーデンホテル金沢)。石川県薬剤師研修協議会が発足、 剤師会が事務局となる。(会員数701名)
平成 2年(1990) 《面分業推進のためのファクシミリ利用はじまる》
臨時総会において薬事センター建設を議決。国立金沢病院・金大附属病院院外処方せん応需緊急対策要項策定。石川県薬剤師会認定推せん薬局制度が発足。石川県医薬分業推進会議開催(於石川県青年会館)。処方せん受け入れ推進月間(第十次)実施。日本薬剤師会制定・石川県薬剤師会認定「基準  薬局」制度が発足。平成2年度薬剤師生涯教育推進指導者研修会参加(於金沢勤労者プラザ)。石川県覚せい剤等乱用防止推進委員委嘱任命さる。推せん薬局37軒。基準薬局83軒。3デポで約1,000品目を備蓄。(会員数720名)
平成 3年(1991) 服薬指導・薬歴管理アドバイザー養成のための研修始まる。第1回県民健康祭に参加、相談コーナー開設。展示ブース確保し以後恒例化する。金沢市広岡町において石川県薬事センター起工式、上棟式挙行。医薬情報紙「どらっぐ」発行。(会員数719名)
平成 4年(1992) 《「医療法」の一部改正、医療の担い手の一員として「薬剤師」明記》
金沢市広岡町に石川県薬事センター竣工。同施設内に事務局を移す。金大病院院外処方せん発行緊急対策(第二次)要項策定。「高齢者のためのくすり教室」全支部において始まる(5ヶ年継続事業)。「県民のためのくすり講座」(5カ年継続開催)。(会員数706名)
平成 5年(1993) 金大病院院外処方せん発行緊急対策(第三次)要項策定。
推せん(基準)薬局認定規則一部改正。基準薬局166軒。第33回北陸信越薬剤師大会・第26回北陸信越薬剤師学術大会開催(於金沢都ホテル)。(会員数720名)
平成 6年(1994) (17)会長川崎直司。会営検査センター機器整備5ケ年計画着手。かかりつけ薬局定着促進事業(5カ年計画)第1年度着手。モデル地区として、小松能美支部・七尾鹿島支部を選ぶ。推せん薬局147軒。基準薬局166軒。(会員数729名)
平成 7年(1995) 《阪神・淡路大震災発生》
医療ボランティア活動支援として、4チーム10名派遣。推 せん(基準)薬局認定規則一部改正。かかりつけ薬局定着推進事業(第2年度)、モデル地区金沢支部・加賀江沼支部で実施。平成7年度薬剤師生涯教育推進指導者研修会参加(於薬事センター)、SPによるワークショップ方式初めて採用。(会員数737名)
平成 8年(1996) 《薬剤師法、薬事法に情報提供の義務条項》
日本薬学会第116年会、金沢で開催。医療薬学部会・薬剤師会合同でシンポジウム「患者のためのファーマシューティカルケァ」運営する。金沢大学大学院薬学専攻科学生9名の薬局実務実習、3薬局で受け入れる。かかりつけ薬局定着促進事業(第3年度)、モデル地区河北支部・石川松任支部。基準薬局172軒。(会員数723名)
平成 9年(1997) 《「医療法」第三次改正、インフォームドコンセント条項》
《日本薬剤師会、新「薬剤師倫理規定」制定》
厚生省委託「薬剤師実務研修」受け入れ始まる。研修生1名、1年間、1病院5薬局、指導薬剤師13名。薬学生の病院・ 薬局実務実習に関する検討委員会設置。金大薬学部医療薬学専攻生24名15薬局、北陸大薬学部13名15薬局で実務 実習。かかりつけ薬局定着促進事業(第4年度)モデル地区は羽咋支部・鳳至支部。「消費者のためのくすりなんでも相談」事業(初年度)始まる。推せん薬局164軒。基準薬局175軒。(会員数724名)
平成10年(1998) 第36回北陸信越薬剤師大会並びに第31回北陸信越薬剤師学術大会開催(於金沢都ホテル)。かかりつけ薬局定着促進事業(最終年度)モデル地区として輪島支部・珠洲支部。石川県覚せい剤等等乱用防止推進制度に参加。地域輪番による休日夜間当番薬局制度、加賀江沼地区・小松地区で始まる。推せん薬局166軒。基準薬局176軒、認定率全国第1位。(会員数716名)
平成11年(1999) 石川中央医療圏医薬分業検討協議会(第一回)開催さる。推せん(基準)薬局認定規則一部改正。かかりつけ薬局機能促進事業(5カ年継続)初年度事業着手。金沢地区で休日夜間当番薬局制度スタート。推せん薬局において「薬剤師倫理規定」店頭掲示。推せん(基準)薬局176軒。
(会員数727名)
平成12年(2000) (18)会長徳久和夫。前会長川崎直司逝去(叙正六位勲五等双光旭日章)。市村藤雄逝去(叙従四位勲三等瑞宝章)。
かかりつけ薬局機能促進事業(第2年度)。休日夜間当番薬局制度、石川松任、河北、羽咋、七尾鹿島支部で開始。消費者のための薬何でも相談事業(第4年度)、消費者のためのくすり講座(栗山英樹)。薬剤師介護支援専門員146人に達す。介護支援専門員連絡協議会(第1回)に理事参加。南加賀医療圏医薬分業推進支援センター設立(総事業費4,750万円)を臨時総会にて承認。推せん(基準)薬局183軒。(会員数753名)
平成13年(2001) 藤井基之参議院全国区比例区当選。沓掛哲雄参議院選挙区当選。
大原栄一叙勲五等瑞宝章、泉谷勇雄叙勲五等双光旭日章。調剤報酬1.3%ダウン。かかりつけ薬局機能促進事業(第3年度)。調剤事故防止マニュアル発刊。休日夜間当番薬局制度県下全支部にて実施。消費者のための薬何でも相談事業(第5年度)、消費者のためのくすり講座(ヨーコ・ゼッターランド)。水泳プール管理基準に検査
項目として総トリハロメタン追加。推せん薬局195軒。受取率17.3%(全国45位)、応需率94.1%(全国7位)(会員数775名) 
平成14年(2002) 酒屋誠一・天野 勲、叙勲五等瑞宝章。薬局薬剤師リフレッシュ講座(第1年度)。ダメ・ゼッタイ街頭キャンペイン参加(県下6ケ所)。県民に対する分業啓発講座(平尾誠二)。医薬分業フォロアップ事業(服薬指導実例集発刊、薬歴管理・服薬指導・疑義照会マニュアル作成)。薬局内禁煙実施。調剤事故対応マニュアル作成。かかりつけ薬局機能促進事業(第4年度)。推せん薬局197軒。(会員数784名)
平成15年(2003) 竹田榮太郎、叙勲双光瑞宝章。薬局薬剤師リフレッシュ講座(第2年次)。県民啓発講座(増田明美)。第43回北陸信越薬剤師大会並びに学術大会開催(金沢市にて500名参加)。身分証明プレート着装率80%到達。薬剤師不在プレート作成・配布。ファーマシューティカルケア実例集発刊。保険薬局業務研修会に300名余参加。北陸地区薬剤師会薬局実務実習受け入れ調整機関設立し石川県薬、事務局となる。医薬品規制緩和反対県議会で採択。薬学6年制具体的に前進。推せん薬局認定更新(一斉)推せん薬局208軒。(会員数784名)
平成16年(2004) 《診療報酬3師とも一律0%改定》
副会長4名制をとる
会長徳久和夫、旭日双光章受章
副会長 能村明文 藍綬褒章受章
会長徳久和夫日薬 理事に就任、薬剤師問題検討特別委員会副担当となる。石川県薬会員5名がそれぞれ日薬部会幹事あるいは委員会委員として委嘱される。
薬局薬剤師リフレッシュ講座(第3年度)受講登録者数348名。医薬分業計画フォローアップ事業(第3年度)「QOL各欄チャート活用実例集」作成。
新潟県中越地震ボランティア派遣11名。
推せん薬局206軒。(会員数774名)
平成17年(2005) 副会長 河村 健 瑞宝双光章受章
薬局薬剤師グレードアップ講座(第1年度)受講登録者数358名。医薬分業計画フォローアップ事業(第4年度)「患者コンプライアンス改善実例集」作成。
医療及び薬剤廃棄物改修事業の開始
推せん薬局203軒。(会員数780名)
平成18年(2006) 副会長 綿谷小作 旭日双光章受章
山形 洋 瑞宝双光章受章
齋藤晴彦 瑞宝小綬章受賞
橋場季恵 瑞宝双光章受章
薬局薬剤師グレードアップ講座(第2年度)受講登録者数332名。医薬分業計画フォローアップ事業(第5年度)「薬薬連携活動報告 トレーシングレポート活用実例集」作成。
薬剤師のためのワークショップin北陸の開始
3/25 能登半島地震発生 37薬局被災。ボランティア派遣34名。
推せん薬局201軒。(会員数772名)
平成19年(2007) 泉谷礼子 瑞宝双光章受章
薬局薬剤師グレードアップ講座(第3年度)受講登録者数333名。かかりつけ薬局薬剤師機能促進事業「聴覚障害者のための応対マニュアル」作成。
後発(ジェネリック)医薬品使用推進事業の受託。
「医薬品あんしん管理e薬.com」システム導入
薬局機能情報提供制度の開始
推せん薬局196軒。(会員数773名)
平成20年(2008) 副会長5名制をとる
星野美恵子 瑞宝双光章受章
薬局薬剤師スキルアップ講座(第1年度)受講登録者数317名。
認定薬剤師研修制度認証プロバイダー事業の開始(6/18認証受)「石川県薬剤師研修センター」の設立
子どもの健康サポート薬局推進事業の開始
第48回北陸信越薬剤師大会並びに第41回北陸信越薬剤師学術大会の開催(金沢市668名)
推せん薬局189軒。(会員数773名)
平成21年(2009) 院瀬見義弘 旭日双光章受章
薬局薬剤師スキルアップ講座(第2年度)受講登録者数269名。
医薬分業計画フォローアップ事業(第8年度)「トレーシングレポート活用事例集」「Pharmaceutical Communicationを理解するために」作成。
調剤過誤防止事業「調剤事故防止マニュアル」作成。
推せん薬局156軒。(会員数778名)
平成22年(2010) (19)会長 能村明文
薬局薬剤師スキルアップ講座(第3年度)受講登録者数243名。
在宅医療連携システム推進事業(第1年度)
「クスリと健康」アドバイザリー体制の推進
6年制薬学生の薬局・病院実務実習の開始
東日本大震災ボランティア派遣46名。
推せん薬局153軒。(会員数769名)
平成23年(2011) 手取屋瑞子 旭日双光章受章
薬剤師プロフェショナルスタンダード(PS)講座開始 在宅医療連携システム推進事業(第2年度)「在宅支援マニュアル
」「在宅介護マップ」作成
向精神薬服薬リスク未然防止事業(第1年度)「睡眠指導シール」作成
薬局コミュニケーション力向上対策事業(第1年度)「外国語での応対について」「薬局の言葉をわかりやすくする提案について」作成。
小松能美支部、一般社団法人となる。
推せん薬局145軒。(会員数772名)
平成24年(2012) 輪島・鳳珠・珠洲を合併し、能登北部支部となる。
向精神薬服薬リスク未然防止事業(第2年度)「向精神薬服薬リスク未然防止対応マニュアル」作成
薬局コミュニケーション力向上対策事業(第2年度)「高齢者とのコミュニケーションについて」作成
在宅医療連携システム推進事業(第3年度)「在宅支援マニュアル―追補版―」「在宅介護マップ2013」作成
薬剤師災害支援活動推進事業「災害対策マニュアル」作成
平成24年度在宅医療提供拠点薬局整備事業助成により、金沢市薬剤師会紫錦台薬局・小松能美薬剤師会会営薬局に無菌調剤室設置
推せん薬局141軒。(会員数775名)
平成25年(2013) 社団法人から公益社団法人に移行認定される。
会長 能村明文 旭日双光章受章
副会長 兼田春生 藍綬褒章受章
薬局コミュニケーション力向上対策事業(第3年度)「視覚障害者の応対マニュアル」作成
薬剤師災害支援活動推進事業「災害時における薬剤師活動ハンドブック」作成
しっかり服薬推進事業「いーじーバッグ」作成
第53回北陸信越薬剤師大会並びに第46回北陸信越薬剤師学術大会の開催(金沢市650名)
石川県学校薬剤師会の解散
推せん薬局142軒。(会員数789名)
平成26年(2014) 健康情報拠点推進事業、血糖測定用キットの貸与。
第64回全国学校薬剤師大会(金沢)の開催(261名)
薬剤師災害支援活動推進事業、薬局BCP(業務継続計画)の検討
青年薬剤師部会の創設
(会員数804名)
平成27年(2015) (20)会長 中村正人
橋本君子 瑞宝双光章受章
薬剤師災害支援活動推進事業、本部編BCP・支部編BCPの作成
健康情報拠点推進事業、介護予防DVDの配布
「患者のための薬局ビジョン」の公表
推せん薬局制度の発展的解消
(会員数799名)
平成28年(2016) 永江典之 旭日双光章受章
正木謙二 瑞宝双光章受章
会長 中村正人 藍綬褒章受章
健康サポート薬局の施行
薬剤師の認知症対応力向上研修事業(1年目)
熊本地震ボランティア派遣2名
石川県防災訓練への参加
(会員数806名)
平成29年(2017) (21)会長 中森慶滋
県と災害時医療救護等に関する協定を締結
薬剤師の認知症対応力向上研修事業(2年目)
薬局・薬剤師によるアウトリーチ型健康づくり推進事業(栄養士と連携した健康サポート機能の推進)
会員入会促進キャンペーン(10月1日~12月31日)の実施
災害時連絡網確認作業(訓練)の実施
(会員数831名)
平成30年(2018) 三浦智子 旭日双光章受章
向 孝次 旭日双光章受章
会員入会促進キャンペーン(4月1日~7月31日)の実施
薬局・薬剤師によるアウトリーチ型健康づくり推進事業(栄養士と連携した健康サポート機能の推進)(2年目)
「石川県中高生薬剤師セミナー2018」の開催
都道府県会長協議会開催(金沢)(9月22日)
第51回日本薬剤師会学術大会(金沢)開催(9月23日~24日)8,471名登録
石川県原子力災害医療協力機関として登録

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薬薬連携事業

外国語応対のためのツール集について

聴覚障害者の応対マニュアルについて

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